「人間の全盛期は常に未来にある」
かのチャップリンが、「最高傑作はなんですか?」と聞かれた時に必ず「次回作です」と答えたことから派生し、とある番組で言われた言葉です。
45歳までに140キロを投げる!、あわよくば17年前の球速を超えたい!と思っている私にとっては、非常にモチベーションの上がる言葉でした。
かつ、この言葉は、人類は今より素晴らしい未来(という希望)があるからこそ生きていける、ことを証明する言葉にもなるでしょう。
人から笑われようと、がむしゃらに目標を目指し続ける、そんな人間でありたいと思います。
目標を高く設定しないと妥協してしまう
私の場合、現在の40歳と言う年齢を考慮し「135キロを投げる!」くらいの目標に設定してしまうと、モチベーションは全く上がりません。
何より達成しても嬉しくありません。
現役時代よりも必要な情報が簡単に手に入り、時間的にもトレーニングに集中して取り組めるから今だからこそ、現役時代に近い、若しくはそれ以上の目標設定をする必要があります。
ただ、それが「150キロを投げる!」となると、肉体的にも精神的にも達成不可能でしょう。
こうした高すぎる目標に対して、人はドーパミンが出ないといった特性があるようです。
仮に「150キロを投げる!」という目標を立てても、野球歴34年の経験から「どうせ無理だろう」という気持ちが、どうしても無意識で頭の中をよぎってしまいます。
ドーパミンは、簡単すぎない、難しすぎない、一生懸命頑張ればなんとか実現できそうな目標を設定したとき、最も分泌されます。
この一生懸命頑張れば何とか実現できる目標が、私にとって「140キロを投げる」ということになります。
目標を公言する
私の「140キロを投げる!」と言う目標はホームページ上で公言をしています。
公言している以上、よく現況を聞かれますが、それもモチベーションが上がる要因の一つになっています。
ただ「140キロを投げたい」という目標は、ただの1球、スピードガンで測って達成すればもう満足、といったことのためではありません。
年々球速を上げつつ、コントロールも安定させ、球速の増加に伴い変化球の精度も高めていく。
投手として、球速を中心にレベルを上げていくことで、当然相手打線を封じる可能性が高くなります。
自分の目標達成に近づけば近づくほど、チームの勝利にも貢献出来るようになる。
それこそがこの目標の理想形です。
コントロールもない140キロをたった1球投げれたとしても、チームにとっては何も役に立ちませんしね。
トクサンTVのアニキ
トクサンTVのアニキをご存知でしょうか?
人気ユーチューバーのトクサン(現時点でチャンネル登録数36万!)が所属している軟式野球チーム「天晴」の投手をされている通称アニキ。
彼も好きな言葉(座右の銘?)として「全盛期は常に未来」と動画上で発言され、さらなる進化をすべく日々努力をされています。
年齢もたしか1978年生まれということで同期ということになります。
同年代の野球人のこうした活動は非常に影響を受けますし、負けたくもない気持ちにもなります。
「俺はもう〇〇歳だから…」と言うのは禁句にしましょう。
まとめ
昨年の肩の故障で、年末は一時キャッチボールも出来ない状態でしたが、6月から通い始めているジム(ほぐれるスペース)のおかげで、今はここ十数年で最も肩の状態が良いです。
今の投球フォームでは限界も感じているので、春の公式戦までにフォームも改善する必要があります。
どこをどう修正すれば良いかは分かっていますが、野球人生34年で癖付いた投球フォームはそう治りません。
このままジムでトレーニングを続け、イメージしている理想の形で投げることが出来れば140キロを投げるのは可能だと感じています。
地味な基礎トレーニングの積み重ねですが、それが目標達成の一番の近道であると考えています。