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個人事業の「青色申告」と「白色申告」。確定申告は2つの色に分けられています

 
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1978年9月30日生まれ。 春日部育ち、渋谷区在住。 「雇われない・雇わない生き方」をするひとり税理士。 ひとり、もしくは少人数で活動している事業主(経営者)のサポートを中心に活動しています。
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確定申告のたびに「青色と白色の違いってそもそも何?ていうか何で青なの?」と感じている方も多いかもしれません。

そこでざっくりとまとめてみました。

※艋舺龍山寺より

 

「青」の由来はひょんなことから

現在、所得税(個人事業主)の青色申告の用紙は「青色」ではありません。
※昔は「青色」でした。ちなみに法人税(会社)の青色申告は今も「青色」の用紙です。

申告書の用紙が青色だから、青色申告と呼ばれるようになったのでしょうか?

いや、実はそうではなく、第二次大戦後に日本の税制改革を任された、アメリカ人である”カール・S・シャウプ”さんが次のように感じたからだそうです。

「正しく納税する人にはメリットを与えるようにしよう」
「そのためには、何かで区別する必要があるな」
「そういえば日本人は色によって物事を識別する傾向があるな」
「軍の招集令状は赤だったから、赤はダメだな」
「日本人は青に対して”澄んだ青空”の印象があるようで、みんな良いイメージを持っているようだ」
「そうだ!正しく納税する人の申告は「青色」にしよう」
「それ以外の人は「白色」だな」

細かな経緯は正式な書類として残っておりませんので、私のイメージするストーリーで書いてしまいましたが、”澄んだ青空”と”正しい納税”をかけて「青色」にしたことは間違いないようです。

戦後70年以上経ちますが、シャウプさんの思惑通り、その想いは今も引き継がれているようです。

 

「青色」と「白色」の違い

ざっくりした違いは次のとおりです。

▶︎青色申告
しっかり帳簿をつけてくれたら税金の優遇します。ただ、そのためには「青色にします」という届出をちゃんと出してくださいね。

▶︎白色申告
帳簿は簡単なものでいいですし、届出もいりません。ただ、税金の優遇はありませんよ。

つまり大きな違いは「しっかりした帳簿をつくるか、つくらないか」ということになります。

しっかりした帳簿をつけるのは、それなりに手間もかかり面倒な作業になりますが、その分税金の優遇もしてもらえる、ということになります。

 

代表的な青色申告の優遇は次のとおりです

◼青色申告特別控除
年間10万円、または65万円が控除される。

◼青色事業専従者給与
家族の給料が経費になる。

◼純損失の繰越しと繰戻し
赤字が出たら3年間繰り越せる。
また、前年黒字で今年が赤字の場合、還付請求できる。

◼貸倒引当金
年末に残っている売掛金があれば、一定の割合を経費にできる。

◼推計課税されない
白色申告だと、税務調査が入ったとき税務署が業績を推計して税金を追徴することあるが、青色申告はそれが無い。

◼固定資産取得時の優遇がある
30万円未満の資産を1年で償却できる。また特別償却として減価償却に上乗せして一定の割合を償却をすることができる。

 

あえて「白色」を選ぶメリットは無い

2013年までの白色申告者は、きっちりした帳簿が必要なかったのですが、2014年からは、事業所得や不動産所得等がある白色申告者は帳簿をつけ、かつ書類を適正に保存することが義務化されました。

これによって、白色申告者も帳簿を付ける必要がありますので、あえて税金の優遇が少ない白色申告を選ぶメリットはなくなったと考えてよいでしょう。

帳簿付けの面倒さがない、というのが一番のメリットだったので…。

今は、クラウド会計で簡単に帳簿付けができるようになってきていますので、操作さえ慣れてしまえば、細かな簿記の知識は必要なくなってきています。

業績管理をする上でも日々の数字の動きを確認することは非常に大切なので、これから事業を始めようと考えている方は「青色申告」の届出をして、税金の優遇をしっかり受けましょう。

 

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【編集後記】
現在、球速アップを目指すべく投球フォームを改造中です。
(特に両股関節、肩甲骨の使い方)

今はユーチューブで一流選手の動画を簡単に見ることができ、そしてスマートフォンで簡単に自分の動きを確認できるため、投球動作を分析することが簡単にできるようになりました。

私が現役の時代も8ミリビデオなどで動画撮影する術はありましたが、練習中にそう気軽に撮影できるものではなく、もちろんユーチューブもスマートフォンもなかったため、自分がどんなメカニズムで投球をし、そしてしっかりした基本動作を行っているどうか、の確認を客観的に見ることはそう簡単なことではありませんでした。

携帯で動画を撮影してもらい自分で確認をしてみると、基本動作のできてなさ具合に落胆しました。

自分がイメージしている動きとは全く違うのです。

30年以上も反復している動作なので、それを矯正することはかなり困難ですが、フォームを矯正するだけであと3~5キロは球速が上がると考えています。

その基本動作をするためには、正しい投球動作に必要な適切な筋肉をつけていく必要があります。

どういうトレーニングが一番効果的か現在は試行錯誤中ですが、秋の税理士会トーナメント、そして11月の甲子園までには何とか理想のフォームに近づけるようにしたいと思います。

 

【昨日の心・技・体】
心:読書(外資系投資銀行のエクセル仕事術/熊野整)
技:とあるエクセルセミナー
体:@ティップ.クロス TOKYO 渋谷
・SPINNING45
・腹筋トレーニング×2セット
・前腕トレーニング×2セット

 

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