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何のために、誰のために会社経営するか?数字で見える本当の姿

 
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1978年9月30日生まれ。 春日部育ち、渋谷区在住。 「雇われない・雇わない生き方」をするひとり税理士。 ひとり、もしくは少人数で活動している事業主(経営者)のサポートを中心に活動しています。
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「何で会社に全然お金が残らないんだろ?」と決算を終える度、ついそう呟いてしまう経営者は少なくないでしょう。

でも何でそうなってしまうのか、その疑問を解消しなければ前には進めません。

※香港国際空港より

 

社長に恩恵はあるか

会社は何のために、そして誰のために存在しているのでしょう。

それが上場企業であれば形式的に「株主のため!」と即答する人がいるかもしれません。

株主のためと言っても、中小企業の場合は「株主=社長」であることが多いでしょう。

「株主=社長」のために会社が存在する、と考えると実際社長はそれだけの恩恵を受けているのでしょうか?

実際そう感じている社長は少ないと思います。

ひとり社長の場合はそうでもありませんが、会社の規模が大きくなるとそれにつれて会社外部に支払う金額はどんどん増えていきます。

そうなると、経常的な支払いも雪だるま式に増えてしまい、結果、売上の獲得に追われてしまって、起業当初の理念や目的を考え直す余裕がなくなってきてしまいます。

 

結果として会社外のためにお金を使っている現実

ご存知のとおり「収入−支出=会社の利益」になりますが、ここの「支出」は支払った相手にとっては「収入」となります。
つまり、「お金」のみで考えると「誰のため」とは、次のようになるでしょう。

【主な支出の内容と、それは誰のものになるか】
▶︎仕入れ・外注費→仕入れ業者・外注先のため
▶︎給料→社員のため
▶︎家賃→大家さんのため
▶︎利息→銀行のため
▶︎税金→国・地方のため

これだけ見ると会社は、社長のためではなく他人のためにお金を稼いでいるようなものです。

これらの支出を支払った結果、最終的に会社に残るお金は頑張って「売上の1%程度」となってしまいます。

つまり会社に入ってきたお金は99%出て行ってしまうものなのです。

これでは社長も決算の度につい呟いてしまいます。

 

お金を残すには

では会社にお金を残すためにはどうしたらよいのでしょうか?

まず社長がやらなければならないことは支出の内容をしっかり把握することです。

そこで注意しなければならないことが、損益計算書の帳尻合わせのために経費の一律カット人件費の一律カットを行ってしまうことです。

たしかにそれを行えば短期的には利益が出るでしょう。
しかし、その後継続して利益を出していくことはかなり困難になってしまいます。

「経費」と一言で括らずにその内容をしっかり考えなければ、その削減が将来的に仇になってしまうことがよくあります。

人件費に関しても一律カットなどしたら、利益に貢献をした優秀な社員ほど退職してしまうことになるでしょう。

将来の利益を獲得するための先行投資が必要なときもありますが、お金がずっと増えていない状況なのであれば、お金が漏れている穴を塞がなくてはなりません。

そんなときは社長だからとカッコつけずに”ケチ”に徹することも必要です。

それを社員に周知せず行ってしまうと反感を招きかねないので、会社としての危機意識を社長と社員全員で持ち、同じ方向へ進んで行く意識を共有していくことが最も重要なのではないでしょうか。

 

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【編集後記】
一昨日、KAT-TUNの元メンバーである田中聖さんが大麻所持の疑いで逮捕されました。

各報道機関にて大々的に報道をされていますが、ほとんどの方にとってはどうでもいい話ですね。

一方、世界では今月22日(日本時間23日)にイギリスのマンチェスターで、24日にインドネシアのジャカルタでテロ事件が相次いて発生したことを中心に報道をしています。

日本は地理的要因、宗教観などからテロ攻撃の標的にはなりにくいのは確かですが、海外では日本人をターゲットにしたテロ攻撃(ダッカ・レストラン襲撃人質テロ事件)も実際に発生してきているので、100%安心はできません。

日本国内でテロは起きないから大丈夫でしょ、ではなく、テロ攻撃がどうして最近頻発に起こるようになったか、そしてどういった場所で、誰をターゲットにし、どのような時期にそういった攻撃が起こりやすいのか。
また、そういった時に自分の身を守るためにはどういうことに気をつけなければならないのか、といったことを今後は個人個人でより真剣に考えていくことが必要かもしれません。

我々の祖先が何千年もかけて積み上げてきた文化・風習・生き方、それらが今の日本人の「こころ」を創り上げてきました。

その「こころ」のおかげで、現在までテロ事件の標的にならずに済んでいるといっても言い過ぎではないでしょう。

私たちはその「こころ」を絶やすことがないよう先人たちによく学び、日本人として今できることは何か、を真剣に考える時代がきているのかもしれません。

 

【昨日の心・技・体】
心:読書(年収の伸びしろは、休日の過ごし方で決まる/池本克之)
技:なし
体:@ティップ.クロス TOKYO 渋谷
・パワーラッシュ+F.method
・前腕トレーニング×2セット

 

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