「忙しい」という言葉は使わないようにしています。
「忙しい」理由の根本は何なのか、また、その「忙しい」と言ってしまう状態をなくすために気を付けていることを3つ記録してみました。
時間の管理
当然、忙しさをなくすには時間管理が必要になります。
つまり、忙しいと言っている時点で、時間管理ができていないことになってしまいます。
普段何気なく行っていることが本当に必要なことであるか見直すことも必要です。
例えば些細なことですが、
・書類を探す時間をなくす
・PCのフォルダを探す時間をなくす
・結論の出ないムダな会議に参加しない
・電話をしない
・電話を受けない(かかって来ないようにする)
などがあります。
電話については業務上やむを得ないこともありますが、電話は相手の時間を奪いますし、自分の時間も奪われます。電話がかかってくる時間は自分でコントロールすることができません。
電話を極力なくすようにメールやチャットをうまく駆使することも必要です。
メールで済む要件や、電話がかかってきそうな要件に関しては、先行してメールで案内したり情報提供をすることで、電話で時間を奪われるのを未然に付防ぐことができることもあるのではないでしょうか。
お金の管理
「忙しい」と言わないためにはお金の管理も必要です。
・普段生活していく上で、毎月いくら位必要なのか。
・将来どのくらいのお金を準備する必要があって、そのためには毎月いくら貯めなくてはならないのか。
・そのためにはいくら稼げばよいのだろうか。
・その金額を稼ぐためには、何にどう投資をしなければならないのか。(自己投資を含む)
「忙しい」をなくすためには、最低限上記のことは常日頃から意識しなければなりません。
なぜなら忙しく働いて際限なく稼ごうとするとキリがないからです。
つまり目的が不明瞭なままひたすら働いた結果、「忙しい」状態をつくってしまうのです。
普段からお金の感覚を養って、なんのためにいくらか稼ぐことを目的として働いていて、今はどの時点にいるのか、常に意識する必要があります。
環境の管理
職場によっては、時間をコントロールできない場合も多いと思います。
時間や個人の業務量を無視して仕事をふってくる上司もいますし、そもそも人不足で慢性的に忙しい職場もあるでしょう。
ただし、それを仕方ないとあきらめていては一生忙しいままになってしまいます。
周りを見渡してみると、そうでない経営者もいるし、そうでない職場もたくさんあります。
その環境を変えることが出来る立場にあればよいのですが、雇用されている立場にあると現状を変えるのは難しいことが多いです。
その場合はその環境から抜け出すことも選択肢の一つです。
転職や独立はお金、スキル、勇気など色々必要なものがありますが、「忙しい」と言い続けて働き続けていることを考えたら、それらは選択肢の一つとして十分ありなのではないでしょうか。
人生は一度きりです。
まとめ
日本はこれまで、長い時間働くことが美徳とされてきたり、そのことにより高い評価を得て出世することもありました。今でもそういう職場はあるかもしれません。
ただ、そこに生産性はあまり考慮されてきませんでした。
日本は、先進国の中でも特に生産性が低いとされています。
「忙しい」を避けることが、結果的に生産性が高くすることに繋がるのではないでしょうか。
サラリーマンの方の時間管理については、時間管理のプロであり税理士でもある井ノ上さんの書籍が大変参考になります。
【編集後記】
小池百合子さんが東京都知事に選ばれました。
今年は世界的に女性のリーダーが増えています。
秋にはアメリカで初の女性大統領が誕生するかもしれません。
(接戦でまだ分かりませんが。。)
日本では女性の起業家が年々増加しています。
女性目線の新しいビジネスは今後ますます増えていくでしょう。
女性の社会進出が進む、今後の新しい日本の姿が楽しみです。
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