自分の仕事が人の幸せに繋がっているか。つい忘れてしまう大切なこと

「あなたの仕事は人を幸せにしていますか?」

そう言われて「はい!」と即答できる人は幸せです。
わたしは一瞬考えてしまいました。。

仕事の先の笑顔を描くことが出来ないと、仕事はただの作業になってしまうのかもしれません。

※豊臣秀吉公銅像より

 

目次

自己満足の仕事

私は税理士として仕事をしています。
日々多くの会社経営者の方達とお会いし、そこで色々なお話しを聞いています。

日常、税理士として提供する資料としては、試算表、資金繰り表、予実管理表、過年度推移表、月別推移表、移動年計表、経費分析表、流動固定費分析表など多くの種類のものがありますが、実際それらの資料全てが、本当に経営者の方達を幸せにしているかどうかはわかりません。

会社は生き物であり、経営者を写す鏡です。
全ての会社に共通した「これぞっ!」という決まった資料は無いと思います。

経営状態や将来目標、経営課題によって経営者が必要としているものは千差万別だからです。

そこをしっかり聞き、そして考えず「わたしはこんなことが出来るんですよ〜!」と税理士にドヤ顔で来られても、経営者の方達は「キョトン」でしょう。

常に意識していないと、すぐに私もそのように陥ってしまいます。

仕事の向こう側の笑顔に繋がっているか。

これは一見単純そうですが、実は一番難しいことなのかもしれません。

 

経営者の役目

もちろんこういった姿勢は税理士のみでなく、全ての仕事に共通することです。

特に単純作業や最終消費者と直接関わらない間接的な仕事だと、どうしてもモチベーションが下がりがちです。

自分の仕事が最終的にどうなっているのか、社会にどういう影響を与えているのか、そして自分が歴史にしっかり参加しているのか、が見えないからです。

経営者はそういった現場に直面することが多いのですが、雇用される側はそういった経験をすることが中々出来ません。

そこで経営者に必要なことは、仕事の先にある絵を描いてあげることではないでしょうか。

仕事をしているということは、何らかしら人が出来ないこと、面倒くさいと思っていること、やりたくないこと、やって欲しいこと、をしているはずです。

必ず誰かのためになっている。
それを具体的に描かせる手伝いをすることも、経営者の役目の一つです。

人は一人では生きていけません。

どんな小さなことでも人を幸せにしている、結果的にそれがビジネスになっている。
それが本来の正しい資本主義なのかもしれません。

 

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【編集後記】
チャイナタウン内に建てられた「慰安婦像」をサンフランシスコ市が市営化したことにより、サンフランシスコ市と姉妹都市となっていた大阪市が、姉妹都市を解消することを表明しました。

これは当然の結果でしょう。

碑文には「性奴隷にされた何十万人の女性」「大多数は囚われの身のまま命を落とした」などと記されており、歴史的根拠や裏付けを示さないままこういった行為を公的に認めること自体、信用に値しません。

サンフランシスコには古くからチャイナタウンが存在しており、今回の慰安婦像を建てた中国系米国人らの民間団体も、地域では相当な政治的権力を持っているのかもしれませんが。

現状、日本側がいくら抗議したところで何も変わらないでしょうし、一部の歪んだ儒教的思想を持ったこういう人たちの行動は、今後もエスカレートくでしょう。それが生き甲斐なので。

日本人にはこういった歪んだ思想は理解できませんが、今後も仕方なくつき合っていく他なさそうです。orz

こういったことに生き甲斐を感じる、ある意味可哀想な人たちではありますが、戦争で負けた国は何も言えないのが現実です。

 

【昨日の心・技・体】
心:読書(耆に学ぶ/清水克衛 執行草舟 吉田晋彩 西田文郎 寺田一清)
技:なし
体力:右肩痛のため休養

 

 

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この記事を書いた人

1978年9月 茨城県水戸市生まれ、埼玉県春日部市育ち。
東京都渋谷区在住。愛犬は4歳、娘2歳。
趣味は、野球(毎週日曜日)、愛犬の散歩。

雇われない・雇わない生き方である「ひとり税理士」として活動しています。

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